平成15年度活動内容

2月9日

マーゴ ラブソングコンサート

《曲目》
1.ア・ホール・ニュー・ワールド
2.「魔女の宅急便より」ルージュの伝言〜やさしさに包まれたなら
3. マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン
4.ミニハムず愛の歌
5.アンチェインド・メロディー
6.白い恋人達
7.キャンディーズ・メドレー

4月

団員総会

9月7日

第10回定期演奏会

11月2日

マーゴ秋のコンサート

11月23日 関市洋楽祭

≪曲目≫
・サンライズ・マーチ
・カーニバル イン サンパウロ
12月16日 ライオンズクラブ依頼演奏

≪曲目≫
・サンライズ・マーチ
・ジャパニーズ・グラフィティーX
・天城越え
・クリスマスディスコキャロル

アンコール
・見上げてごらん夜の星を
12月21日

マーゴクリスマスコンサート

≪曲目≫
・恋人たちのクリスマス
・星屑の街
・アニメ・メドレー 久石譲
・ムーンライトセレナーデ
・クリスマスディスコキャロル

アンコール
・見上げてごらん夜の星を

忘年会

関市吹と共に生きた15年 〜青木さんありがとう〜

平成元年。関市民吹奏楽団発足。
この楽団の、創立メンバーの一人である青木さんは、関市民吹奏楽団にとってかけがえの無い存在でした。
平成6年から始まった年に1度の定期演奏会。
第7回を境にメンバーもカラーもがらりと変わり、開拓と葛藤の繰り返しでした。
その後の演奏の全てと団の運営をまとめていたのが青木さんでした。

第10回定期演奏会を目前に控えた8月31日。
その日も、関市吹ではいつものように夜の練習を行っていました。
いつもなら、必ず練習に現れる青木さんの姿が、いつまでたっても現れず・・・。
チューバ不在のまま、その日の練習は終わりました。
そして練習後。
練習場の入り口の前で、いつものように雑談をしていると、富加の方向へ向かって1台の救急車が走りました。
この時、「嫌な予感がする」と言った団員がいました。
青木さんに、旅行のお土産を渡す約束をしていたYちゃんは、
約束していたのに現れない青木さんを、不思議に思っていました。

まさか、そんなまさか・・・。

嫌な予感は的中してしまいました。

9月1日の朝。
その訃報は団員に伝えられました。

『この第10回定期演奏会を終えたら、オレには考えがある。』
と言っていた青木さん。
数年前と演奏会のスタイルも団員構成も変わってきた関市吹の中で、
いつも上に立つものとしての悩みを抱えていました。
その全てを心に抱いたまま、青木さんは永眠しました。

演奏会まであと1週間。
青木さんのお通夜の席で集った仲間は、沢山の涙を流した後、集まりました。
そして、演奏会に向けて結束し、立ち上がったのです。

失って分かった、青木さんの存在の大きさ。
それをひしひしと感じながら迎えた第10回定期演奏会。

みんなの心が一つになって、音楽がホールいっぱいに響きました。

青木さんのチューバも、衣装も、皆と一緒にステージに乗りました。
そして、客席には、青木さんの遺影を抱いたお母様の姿が・・・。


聴こえましたか?青木さん。

みんなの思いは届きましたか?

貴方ほど、関市民吹奏楽団を愛した団員はいなかった。

貴方ほど、 この楽団の為に全てを捧げた人はいなかった。


貴方の為にも、
この楽団を守ります。

そして、楽しい演奏を続けて行きます。


いままで、本当にありがとうございました。

どうか、安らかに。


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